お風呂を掃除しようと決めてみたものの、
- 簡単にできる方法はないのか?
- 効率のいい手順は何か?
- 汚れ予防を簡単にできる裏ワザはないのか?
などの疑問を持つ方は少なくありません。
そこでこの記事では汚れがたまりやすく掃除箇所の多いお風呂場を、いかに効率よく手間を省きながら掃除していくか、について詳しく解説していきます。
また掃除する際の注意点や、次回の掃除をグンッと楽にする予防の裏ワザについても触れていきますので、ぜひ参考にしてみてください。
お風呂掃除を効率よく安全に片付けるために
日常的に行うことの多いお風呂掃除ですが、その行動の一部には「知らなかったでは済まされない危険」が存在します。
またお風呂掃除は掃除箇所も多く、さらには汚れに適した洗浄液を選択しなければ、いくらこすっても汚れはそう簡単に落ちず、作業効率も下がってしまいかねません。
まずここでは、お風呂掃除で危険を避けるために守るべきこと、効率よく掃除をするための掃除箇所に適した洗浄液は何かについて順にお伝えしていきます。
では早速みていきましょう。
絶対やってはいけないこと
単にお風呂掃除といっても、ちょっとしたミスが原因で命にかかわるような重大な事態を引き起こすこともあります。
特にお子様のいる家庭では、そういったことが起こらないよう、できる限り安全な方法でお風呂掃除はしたいものです。
以下に紹介する3点は、危険を避けるためにも絶対にやらないよう徹底していきましょう。
① 塩素系洗剤を使用する際、換気をしていない
気化した塩素を長時間吸い続けてしまえば、頭痛や吐き気などの症状が現れ非常に危険です。
窓のない浴室の場合、この換気のし忘れには特に注意し、近くの窓を開放するなど換気を充分に行える環境を作りましょう。
② 塩素系洗剤と酸性の液体を混ぜてしまう
この2つの液を混ぜてしまうと、刺激臭を伴う有毒ガスが発生してしまいます。
またこのガスの毒性は非常に危険で、吸ってしまったことで死に至ったケースも過去に発生しました。
絶対にこの2つは混ざることの無いよう、徹底して確認をしてください。
③ 塩素系洗剤などを目の高さより高い位置に吹きかけてしまう
特に塩素系洗剤は目や口、皮膚につくことさえも人体にとっては非常に危険です。
目の中に入ってしまうと最悪の場合、失明の可能性もあるでしょう。
手袋はもちろん、マスクや保護ゴーグルも忘れずに着用するようにしてください。
安全にお風呂掃除!使用すべき洗浄液の組み合わせはこの2択
前項で、種類によっては洗浄液の取り扱いに注意をはらうものがあり、その危険性についてもお伝えしてきました。
それを踏まえ、ここでは危険を避けるためにあらかじめ使用すべき洗浄液の組み合わせをご紹介していきます。では順にみていきましょう。
なぜ洗浄液が複数必要なの?
お風呂掃除といっても汚れは様々で、その汚れに適した洗浄液を使用することは効率を上げるためにも大切なことです。
また汚れには大きくアルカリ性・酸性の2種類があり、それぞれに適した洗浄液は、その逆の性質を持つものを選択する必要があります。
わかりやすくするため、上でお伝えした内容を具体的に表でまとめておきますので、ここでは軽く目を通しておきましょう。
アルカリ性の汚れ | 酸性の汚れ | |
使用すべき洗浄液の種類 | 酸性の洗浄液 | アルカリ性の洗浄液 |
汚れの種類 | ・石鹸カス
・水アカ (水道水のカルシウム) |
・皮脂汚れ
・シャンプー ・赤カビ ・湯アカ (水道水のマグネシウムと石鹸カスとの化合物) |
①塩素系漂白剤+中性洗剤
カビ取りに威力を発揮する塩素系漂白剤ですが、「絶対にやってはいけないこと」の項でもお伝えした通り、酸性の液体と混ぜることは非常に危険ですので避けるべきです。
そこでおすすめなのが、お風呂用の中性洗剤を使用すること。
「塩素系漂白剤+中性洗剤」の組み合わせであれば、有毒ガスの発生の心配はありません。
②重曹+クエン酸
塩素系漂白剤自体に不安がある方であれば、この組み合わせ一択となります。
アルカリ性である重曹と、酸性であるクエン酸を混ぜると急激に泡が発生しますが、これは二酸化炭素なので危険はありません。
むしろこの発泡性を利用することで、お風呂掃除では大活躍してくれます。
どこに何使うの?汚れの場所と使うべき洗浄液の早見表
汚れには大きくアルカリ性と酸性の2種類があると紹介しました。
しかし実際にどこにどの汚れが多いのか、いちいち目で判断することは面倒と感じる方も少なくありません。
そこでここでは、そんな方のために一覧ですぐ確認ができるよう、表にまとめておきましたので部分掃除をする際などの参考にしてみてください。
場所 | 酸性 or アルカリ性
(使用すべき洗浄液) |
浴槽(外側) | 酸性 |
浴槽(内側) | アルカリ性 |
風呂蓋 | アルカリ性 |
鏡 | 酸性 |
バス用品(洗面器など) | アルカリ性 |
シャワーヘッド | 酸性 |
蛇口 | 酸性 |
壁・床・ドア | 両方 |
排水溝 | 両方 |
天井 | アルカリ性 |
効率よく簡単お風呂掃除!具体的な7ステップの手順と注意点
お風呂の各場所の掃除で手間を省くことはもちろんですが、全体の掃除手順を効率よくすれば、より時短につながるものです。
ここでは効率よく掃除を片付けるための手順と、それぞれの工程で行うべき掃除方法について具体的にご紹介していきます。
参考にしながら実際にお風呂掃除をしていきましょう。
掃除道具
まずは掃除用具から用意していきましょう。
少しばかりアイテム数が多いと感じるでしょうが、汚れを手間なく落とすために必要なものですので、ぜひこれを機会に用意してしまいましょう。
防備アイテム | 手袋
マスク ゴーグル |
|
掃除アイテム | 半分程度の残り湯(つけ置きに使用)
スポンジ 歯ブラシ ダイアモンドクリーナー(100均でもOK) キッチンペーパー ラップ クイックルワイパー いらないタオル2枚 |
|
洗浄液
(AかBのどちらか) |
A | 塩素系漂白剤(泡タイプ)、浴室用中性洗剤 |
B | クエン酸、重曹 | |
B選択のみ | 重曹スプレー(水200mlに重曹小さじ1杯)
濃いめのクエン酸スプレー(水200mlにクエン酸小さじ2杯) |
用意は整いましたか?
次の項から具体的なお風呂掃除の手順について順に説明していきます。
では早速お風呂掃除をはじめていきましょう。もちろん、換気をすることを忘れてはいけません。
①風呂蓋、バス用品のつけ置き
洗う手間を減らすため、風呂蓋や小物類はまとめてつけ置きしていきます。
これは30分ほど放置するため先に済ませ、待っている間にほかの掃除をしていくようにしましょう。
■手順:塩素系漂白剤、中性洗剤で掃除している場合
- 半分程度の残り湯に中性洗剤100mlを湯跡にそって周りから流し入れる
- 残り湯と洗剤を混ぜたら風呂蓋、バス用品をつける
- 30分放置
■手順:クエン酸、重曹で掃除している場合
- 半分程度の残り湯に1カップ程度の重曹をいれる
- 残り湯と重曹を混ぜたら風呂蓋、バス用品をつける
- 1~2時間放置
②天井の掃除
次に天井を掃除していきましょう。
天井を掃除する際は、クイックルワイパーのような長い柄がついているものを使用して拭いていきます。
天井は上にあることで、繁殖したカビの胞子が下に降り注いできますので、先に天井をキレイにしてしまいましょう。
※注意:絶対に直接洗浄液を吹きかけることはしないでください。液が垂れてきて危険です。
■手順:塩素系漂白剤、中性洗剤で掃除している場合(※注意:換気を必ずしましょう。)
- キッチンペーパーに塩素系漂白剤を2~3回吹きつける
- 奥からドア側に向かって塗っていく
- 5~10分放置
- 洗剤をふき取るため2重にしたキッチンペーパーかタオルで水拭きを2回
- 乾いたキッチンペーパーかタオルで拭き取る
■手順:クエン酸スプレー、重曹で掃除している場合
- キッチンペーパーに重曹スプレーを吹きつける
- 奥からドア側に向かって、擦るように拭いていく
- 乾いたキッチンペーパーかタオルで拭き取る
③つけ置きしたものを洗う
浴槽の中でスポンジを使い、小物類をこすっていきましょう。
その後シャワーなどで洗い流せば終わりです。洗い終わったものは他の掃除をしている間に乾かしておきたいので、風通しのよい所で乾燥させておきましょう。
④ドア付近の掃除
ドアは凸凹が多いため汚れもその分たまりやすい所です。
さらに汚れもガンコな場合が多いので、ここも全体的にザっと洗ったら、つけ置きをしていきましょう。
■手順:塩素系漂白剤、中性洗剤で掃除している場合
- 中性洗剤をつけたスポンジで擦る
- シャワーで流す
- 汚れが頑固なところに中性洗剤をかける
- 洗剤のかかったところにキッチンペーパーをのせラップで密閉
- 20分放置
■手順:クエン酸スプレー、重曹で掃除している場合
- 重曹スプレーを吹きかけ、スポンジを使用し円を描くように擦る
- シャワーで流す
- クエン酸スプレーを残った汚れに吹きかける
- 吹きかけたところの上からキッチンペーパーをのせラップで密閉
- 再度クエン酸スプレーを吹きかける
- 20分放置
⑤壁、床の掃除
これらの掃除は壁、床の順に掃除していきましょう。
では早速、手順を紹介していきます。
■手順:塩素系漂白剤、中性洗剤で掃除している場合(※注意:換気を必ずしましょう。)
- 壁と床を中性洗剤のつけたスポンジで擦る(カビ以外の汚れを落とす)
- シャワーで流す
- カビが発生している箇所の水気をとる
- カビが発生している箇所に塩素系漂白剤(泡)を吹き付け放置
- ドアのつけ置きと一緒にシャワーで洗い流す
■手順:クエン酸スプレー、重曹で掃除している場合
注意する点としては、クエン酸は大理石、アルミなどには使用しないでください。
変色や錆など素材を痛めてしまう可能性があります。
- 壁に重曹スプレーを吹きかけ、スポンジを使用し円を描くように擦る
- シャワーで流す
- 壁にクエン酸スプレーを吹きかけ、スポンジを使用し円を描くように擦る
- シャワーで流す
- 湿った床に重曹粉末をまき、その上からクエン酸スプレーを吹きかける
- 泡(二酸化炭素のため安全)が立ってきたところをスポンジやブラシで擦る
- ドアのつけ置きと一緒にシャワーで流す
⑥鏡、蛇口の掃除
ここではダイアモンドクリーナーという100均にも売られているアイテムを使用することで手間が省けます。
主に水アカは水道水のカルシウムが固まったもののため、硬いという特徴があります。
それらをはがしていくには酸性の洗浄液でももちろん落とせますが、手間削減のためダイアモンドクリーナーの研磨作用を利用し、物理的に水アカやウロコ汚れをはがす方法を今回は紹介していきます。
■手順
- 鏡や蛇口付近を水でぬらす
- ダイアモンドクリーナーを使い擦っていく
⑦排水溝の掃除
さてようやく最後の工程です。
以下の手順に入る前に、まず排水溝にたまった髪の毛などのゴミを取り除いてしまいましょう。
その後、以下の手順どおり掃除していきます。
■手順:塩素系漂白剤、中性洗剤で掃除している場合(※注意:換気を必ずしましょう。)
- ゴミを取り除いた排水溝に塩素系漂白剤をかける
- 歯ブラシを使用し擦り上げていく
- シャワーで洗い流す
■手順:クエン酸スプレー、重曹で掃除している場合
ここでも重曹とクエン酸の2つを利用していきます。
もちろん先に伝えたとおり泡が発生しますが、二酸化炭素なので心配はありません。
発泡性を利用し、排水溝のヌメヌメした汚れを浮き上がらせ除去していきましょう。
- ゴミを取り除いた排水溝と蓋に重曹粉末をかける
- クエン酸粉末を重曹の半分程度の量でかける
- コップ半分程度のぬるま湯をかける
- 5分放置
- 歯ブラシで細かい箇所を磨いていく
- シャワーで洗い流す
ガンコなカビの撃退法は?より効果を高めるお風呂掃除のコツとは
お風呂掃除で一番頭を悩ませるのが黒カビです。
特に長年蓄積された黒カビの場合、ここまで紹介した方法だけでは落ちきらないほどのガンコなカビもあるでしょう。
まず、そんな頑固なカビを撃退するにはどんなコツが必要なのか、について以下に紹介しておきます。
また、そのあとで具体的な手順をまとめていますので、ガンコなカビ掃除の際の参考にしてみてください。
まずガンコなカビを落とすための3つのコツは次の三つです。
- カビが乾燥している状態で掃除し始めること
- 洗浄液がカビから離れないようにすること
- しっかりと浸透していくように時間を置くこと
それでは具体的な手順を説明していきます。
手順:塩素系漂白剤+中性洗剤で掃除している場合
注意点としては、
- 換気は徹底する
- カビの箇所が乾いていない場合、乾拭きなどして水気をとっておく
となります。
- カビの箇所に塩素系漂白剤(泡)を塗り付ける
- キッチンペーパーをかぶせる
- 空気を抜きながら、さらにラップで密閉させる
- 1時間放置
- 塩素系漂白剤が残らないよう、徹底してシャワーで洗い流す
- 掃除後も匂いがなくなるまで換気
手順:重曹+クエン酸で掃除している場合
注意点としては、
- クエン酸は大理石、アルミなどには使用しない(変色や錆の発生など素材を痛めてしまう可能性がある。)
- カビの箇所が乾いていない場合、乾拭きなどして水気をとっておく
となります。
- 重曹ペースト(重曹2、水1を練ったもの)をカビの箇所に塗り付ける
- キッチンペーパーをかぶせる
- クエン酸スプレーを上から吹き付け泡立たせる
- 空気を抜きながら、さらにラップで密閉させる
- 1時間放置
- 歯ブラシで擦り落としていく
- シャワーで流す
お風呂掃除で見落としがちなエプロンとは?掃除方法は?
実はお風呂掃除で見落とされがちな掃除箇所に「エプロン」と呼ばれる箇所があります。
この箇所は掃除がしづらく、また見落とされてきた部分でもあるため、長年の汚れが溜まりに溜まっているご家庭も少なくありません。
ここではそのエプロンについても含め、掃除方法をみていくことにしましょう。
エプロンってどこのこと?
エプロンとは、浴槽のカバーの部分です。
より具体的にいうと、一般的に体を洗うスペースに面した浴槽の外側の部分です。
実はこの部分は取り外しができるタイプが多く(取り外しできないタイプもあります)、この内部がカビの大量発生がしやすい部分となっています。
エプロンの内部掃除は大イベント
エプロン内部は汚れ具合もなかなかひどいもので、掃除をしたことがないご家庭で年数がたっている場合、大抵エプロン内部は真っ黒にカビが繁殖していることもしばしばです。
ここまでカビが繁殖しやすいのも、アカや石鹸カスが入りこむだけでなく、湿気がこもりやすいことが原因として挙げられるでしょう。
またエプロンの取り外しは説明書を読みながら外していく必要があります。
それでもはずれない場合は無理に外してはいけません。エプロンが割れてしまう可能性があるためです。
これらを踏まえると、新築でない限りはそうそう簡単に掃除できる箇所ではないといえます。
次の項で掃除手順も紹介していますが、厳しいという方は「プロに頼むも手」として考えておきましょう。
エプロン掃除の手順
エプロン内部は掃除がしにくく大がかりな掃除です。
またカビがひどい場合が多いため、塩素系漂白剤を使用していきましょう。
1度キレイにしたら、半年に1回は掃除し手間を減らすことも忘れてはいけません。
汚れを溜めないことが一番の秘訣です。
では早速、注意点と手順を紹介していきます。
まず注意点としては、
- 換気は徹底して行いましょう。
- エプロンには外せないタイプもあります。取扱説明書の確認をしましょう。
- エプロンが外れないときは無理に外してはいけません。割れる原因となります。
- カビが飛散する可能性があるので、通常のお風呂掃除の前に行いましょう。
次に手順としては、
- 取扱説明書を見ながらエプロンを外す
- エプロンと内部に塩素系漂白剤を多めに吹き付け、キッチンペーパーとラップで密閉
- 1~2時間放置
- ブラシでこすりながら液が残らないよう、シャワーで充分に洗い流していく
- 浴室用中性洗剤をかけブラシで擦る
- シャワーで洗い流す
となります。
長年掃除していないと汚れが落ちないことも
エプロンやエプロン内部の掃除手順を紹介しましたが、長年掃除をしていなかった場合は、これらの方法でも完全に取り除くことは難しいでしょう。
そういった場合は先にお伝えした通り、プロに頼むことも考えたほうがいいかもしれません。
1度リセットしキレイな状態にしたら、次は長期間放置せず定期的に自身で掃除していけばいいのです。
見えないところの汚れほど溜めないようにしましょう。
手に負えない!そんな時はお風呂掃除のプロに任せるも手!
前の項で紹介したエプロンもそうですが、全体的に長期的に放置してしまった汚れが落ちにくいことはいうまでもありません。
また掃除箇所も多いため、溜まってしまった汚れを落とすことに面倒を感じる方も多いでしょう。
ここではそんな方のためにも、プロである専門業者を紹介しておきます。
ただし何度も伝えているように、1度キレイにリセットされたら、必ず定期的に掃除していくようにしてください。
定期的に掃除すれば手間も省けるというものです。
掃除といえば老舗のダスキン
価格 | 16,000円~(税抜) |
所要時間 | 約1時間30分~2時間 |
主な掃除範囲 | l 浴槽(エプロン内部はオプション)、風呂蓋
l 天井・照明 l 窓(室内側のみ) l 蛇口など金属部分・鏡 l 壁面・床・扉 l 換気口表面 l 小物(洗面器、シャンプーボトルなど) |
エプロン内部込みのおそうじ本舗
価格 | 13,500~17,000円(税抜) |
所要時間 | 約3時間 |
主な掃除範囲 | l 浴槽(エプロン内部)
l 天井・照明 l 窓(室内側のみ) l 蛇口・シャワー・鏡 l 壁面・床・ドア l 排水溝 l 換気扇(簡易清掃)など |
大手イオングループのカジタク
価格 | 12,000円~(税抜) |
所要時間 | 約1時間30分~2時間 |
主な掃除範囲 | l 浴槽(エプロン内部はオプション)
l 天井 l 窓(オプション) l 蛇口・シャワー・鏡(鏡のうろこ取り無し) l 壁面・床・ドア l 排水溝 l 換気扇(オプション) l 小物(オプション) |
毎日お風呂掃除?キレイを保つための頻度とは?場所別一覧
お風呂をキレイに保つとはいっても、毎日すべてを掃除するのは大変な作業です。
では最低どの程度の頻度で掃除をすべきか、そのような疑問を持つ方も多いでしょう。
そこで以下に最低頻度についての表を載せておきますので参考にしてみてください。
場所 | 頻度 |
浴槽 | 毎日 |
壁・床・排水溝 | 週1回 |
天井・鏡・蛇口 | 月1回 |
エプロン | 半年に1回 |
また上の表では最低頻度を紹介していますが、キレイに保ちつつ掃除の手間を減らすには、掃除頻度が高いに越したことはありません。
しかし、手間を減らす裏ワザも合わせることで1回の掃除はだいぶ楽になるものです。その裏ワザは次の項で紹介します。
劇的にお風呂掃除を楽に!汚れ予防6つの裏ワザ
せっかくキレイに掃除しても、予防をしなければまたすぐに元通りになってしまいます。
予防をしっかりとすることはもちろん、以下で紹介する裏ワザを使うことで一層お風呂掃除が楽になります。早速みていくことにしましょう。
①マスキングテープで簡単交換
ドア付近やレール部分は掃除が面倒な箇所であり、できることならこれも楽にしたいものです。
そんなときに活躍するのがマスキングテープ。
これをドア付近やレール部分などの問題箇所に貼っておきましょう。
張る際は水気を取り除いた状態で行うことが、剥がしにくくするためのポイントです。また交換時期は大体1週間程度でみておくのがいいでしょう。
②排水溝にシートとアルミホイル
排水溝で一番イヤなもの、それがあのヌメヌメした汚れです。
また髪の毛の絡まりを取るのも一苦労です。そんな状況にならないよう、以下に紹介する裏ワザで予防していきましょう。
次回の排水溝掃除が楽になるはずです。
・排水溝の受け皿に丸めたアルミホイル
アルミホイルは水にぬれることで、金属イオンを発生します。
この環境がヌメヌメの原因である菌にとって居心地が悪く、繁殖を抑えることができます。
アルミホイルの大きさは3cmくらいの大きさにすることで、水の流れを邪魔しないようになるでしょう。
・排水溝の蓋に毛とりシート
この毛とりシートは100均で簡単に手に入ります。
これを蓋にはっておくことで、中の受け皿に毛が絡まるのを抑え、なにより毛などのゴミ処理の際もただシートを剥がすだけなので非常に楽になります。
③お風呂用品は浮かせる
お風呂で使うバス用品の裏側は赤カビが発生しやすく、毎回の掃除も手間です。
その赤カビを防ぐためにも、あらかじめ通気性を良くしておくことが大事なポイントとなります。
バス用品はタオル掛けなどに吊るしてしまいましょう。
④50度消毒
カビは熱に非常に弱く、高温の熱を浴びることで死滅します。
そうすることで、カビの繁殖を防ぐことができ、掃除の手間も省けるようになるのです。
そのためには、毎日お風呂あがりの際に50度以上のお湯を全面にかけるようにしましょう。ものの数分で終わる簡単な作業です。
⑤換気ではなく乾燥
よくやってしまいがちなのが、換気のみしてしまうパターンです。
それだけでは湿った浴室を乾かすことが難しいため、カビに好都合の環境が長続きしてしまいます。
そのため乾燥機能がついている浴室では、お風呂あがりの際に乾燥まわしておくようにしましょう。
もしついていなければ、乾いたタオルで水気をある程度とったうえで、換気するようにしてください。
⑥市販の防カビ対策用の煙剤の設置
今は大変便利なもので、ただ放置するだけでカビの発生が抑えられるものが市販であります。
防カビ対策用の煙剤をうまく活用することでも、掃除の手間はグンっと楽になるはずです。
キレイな浴室を維持してお風呂掃除をもっと楽にしよう
ここまででお風呂掃除をする上での手順や注意点、また掃除を楽にするための方法や予防の裏ワザまで紹介してきました。
お風呂はどうしても汚れやすく、また掃除箇所が多いところです。
いかに汚れを防いでいくかが今後の掃除を楽にできるかのポイントとなります。
キレイになったからとそのままにせず、ここで紹介した裏ワザを使いしっかり予防して、今後のお風呂掃除をもっと楽にしていきましょう。
そしてキレイなお風呂を維持して快適なバスタイムを過ごしてください。
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