エアコンの掃除ってどうやるの?自分でできる3つのパーツと掃除手順

エアコンの掃除ってどうやるの?自分でできる3つのパーツと掃除手順

「エアコン掃除はプロに任せるもの。素人がやるなんて絶対ムリ!」と思っていませんか?

そんなことはありません!エアコン掃除は、”ある程度”なら自分で出来ちゃうんです。

確かに、奥の電気系統や小さな部品部分に触れるのはいろんな意味で危険があります。

実際に自分で掃除できるのは、取り外し可能な部品や手の届く範囲になるでしょう。

しかし、できるところまででもやっておけば、次シーズンには気持ちよくエアコンを使用することが出来ます。

この記事では、自分で出来るエアコン掃除の箇所・手順についてご紹介します。

エアコン掃除!自分で出来る箇所はこの3つ!

エアコン掃除!自分で出来る箇所はこの3つ!

難しそう、面倒そうなエアコン掃除ですが、実際に素人が掃除できる部分は限られています。ですから逆に言えば、そこまで難しいことはないとも言えます。

自分で掃除できるエアコンの箇所は、

  • フィルター
  • フィン
  • ファン

おおまかにはこの3つです。

それぞれ、次の部分になります。

フィルター

エアコンカバー(パネル)を開けるとすぐ表面にあるフィルターです。

これだけならちょくちょく掃除しているよ、という方も多いのでは。

外し方も簡単で、大抵はつまみ部分を持ってスルリと引き出すことが出来ます。

フィン

フィルターを外すと奥に見える、アルミ製の部分。

細かい鉄琴のようなビジュアルです。

「熱交換器」とも言われ、エアコンが排出する空気の温度を調節するのに重要な部品となります。

室外機の中にあるフィンと連動し、お部屋を涼しくしたいときには空気の熱を取り除き、暖かくしたいときにはその逆の働きをします。

つまりフィンが壊れてしまうと、エアコンがその役割を果たせなくなるということ。

いつもキレイに保ち、労わってあげたいですね。

ファン

ファンは、送風口の奥、フィンの裏側にある筒状の部品です。

ファンがいきおいよく回ることによって、風を起こしています。

エアコンカバー(パネル)を開けても手が届くところにあるわけではないので、掃除はムリと思われていたかもしれませんが、専用のスプレーを使うことでキレイにすることが出来ます。

出来るとこまでやってみよう!エアコン掃除の手順

出来るとこまでやってみよう!エアコン掃除の手順

さて、これら3つの箇所をどのようにしてキレイにすることができるでしょうか。

この章では、掃除するに当たって準備するものと、掃除の手順を判りやすくご紹介していきます。

準備するもの

まずは、必要な道具を準備しましょう。

  • やわらかい掃除ブラシ・または古くなった歯ブラシ
  • エアコン洗浄用スプレー(各パーツの項目で、必要なスプレーをご紹介します)
  • 家庭用ゴミ袋(大)45ℓとガムテープ(養生シートがあればそれを使いましょう)
  • レジャーシート(あれば)
  • 新聞紙
  • 使い捨てのタオル
  • 噴射強めの霧吹きボトル
  • マスク、ゴム手袋など

手順

それでは手順を説明していきます。

掃除の準備をしよう

まずは床が液体で汚れてしまわないように、ゴミ袋で養生します。

大きなゴミ袋のタテ1辺(片方)を、底まで切りましょう。

そしてゴミ袋のクチ部分をまっすぐに伸ばし、エアコンの下にガムテープで留めます。

こうすると三角錐の袋状になるので、エアコン掃除で液体が垂れてきても、その中に溜まるので安心です。

また、床には新聞紙・レジャーシートを敷きましょう。

思った以上に汚れが溜まっている場合があるので、しっかりと保護。特に布製家具などがある場合は、避難させておきます。

掃除の前にはマスクを着用しましょう。

なぜならエアコンに繁殖したカビや埃を吸い込んで、肺などに悪影響を及ぼす恐れがあります。

フィルターをキレイにしよう

まずは手前のフィルターから。

  1. つまみを持って取り外したら、まずは掃除機でおおまかなホコリを吸い取ります。目詰まりしないよう、表から手をつけ、次に裏も吸い取ります。
  2. 次に、裏面からシャワーをかけます。流れたホコリが排水溝に詰まらないように注意!裏面が終わったら、表からもシャワーします。
  3. シャワーをかけながら、使い古した歯ブラシや掃除用の柔らかいブラシで、とりきれなかった汚れを優しくこすります。
  4. 汚れてもOKなタオルで水気をふき取り、陰干しで完全に乾かしましょう。

ポイントは、

  • フィルターは柔らかく変形しやすいので、優しく扱うことが大切!
  • 取り付けるときは、完全に乾いてからにしましょう。「どうせ風を当てるから乾くでしょう」なんて湿ったフィルターを取り付けてしまうと、またカビが発生してしまいます。

フィンをお手入れしよう

フィン(熱交換器)はとてもデリケートなパーツ。

メーカーの説明でも、「汚れが気になる場合は販売店やメーカーにお知らせください」などとされています。

ですから、フィンをお手入れする際は自己責任で行いましょう。

フィンのお手入れには、エアコン用の洗浄スプレーが必要になります。販売されているスプレーにも種類がありますが、《ジェット噴射タイプのアルカリ電解水》スプレーがおすすめ。

洗い流す必要がなく、ジェット噴射であればしつこい汚れにも対応することが出来ます。

  1. まずはフィン表面のホコリを掃除機で吸い取ります。
  2. 次に固く絞ったタオルでふき取りましょう。このとき、ホコリやゴミが目詰まりしないよう注意。変形しやすいので、優しく拭き取ります。
  3. 用意できたエアコン洗浄スプレーを吹きかけていきます。先におすすめしたアルカリ電解水なら、すすぎの洗い流しは不要です。それ以外は洗浄液の添加物がパーツに残る恐れがあるので、洗い流しましょう。蛇口からホースを伸ばすか、強めの霧吹きボトルに水を入れて吹きかけます。

ファンを掃除しよう

ファンについても、メーカーに於いては、素人が自身でお手入れすることは薦められていません。

しかし、ファン用の洗浄スプレーは市販されているので、自分で掃除をすることは可能です。

市販されているスプレーは、モコモコ泡で汚れを浮かせるムースタイプと、すすぎのリンス液がセットになっているものを選びます。

ネットでも、「2台分セットで¥3,990!」といったお手ごろ価格で入手することが出来ますよ。

では、手順を見ていきましょう。

1. 基本的には、洗浄スプレーに書いてある使用方法に沿って作業してください。ファンを回しながら、すみずみまでムース液をいきわたらせましょう。
2. 使用方法に書いてある放置時間が経過し汚れが浮いていたら、リンス液ですすぎます。そのあと、霧吹きボトルに入れた水で洗浄成分を流していきます。
3. 「ドライ運転」「除湿」「送風」などで、内部の湿気を取り除いていきます。手の届くところは、タオルで乾拭きしましょう。

仕上げはしっかり、気を抜かずに!

仕上げは重要な手順です。

3つの箇所の掃除が終わったら、フィルター・エアコンカバー(パネル)を戻します。

そのあとしばらくドライ運転をして、エアコンの中が乾くようにしてください。

湿気が残っているとまたカビが発生し、掃除の苦労が台無しに!

エアコンの汚れで一番怖いのは「カビ」!

実際にエアコン掃除をしていると、放置していた人ほど感じる「黒カビの多さ」。

夏には冷房を使用するのでエアコン内部に結露が生じやすく、特にカビが発生しやすい環境になります。

冬であっても、加湿器の使用や洗濯物の部屋干しのせいで、湿気が生じます。

このカビをそのままにしておくと、アレルギーの原因に。

未発達の赤ちゃんや、免疫の下がったお年寄りはもちろん、働き盛りの大人でさえ突然アレルギー体質になることがあります。

自分で掃除をする際も、ぜひマスクをして行ってください。

掃除中にカビ菌をどんどん吸い込んで、肺炎の原因になる恐れもあります。

助けて!エアコン掃除で困ったときのFAQ

助けて!エアコン掃除で困ったときのFAQ

エアコン掃除において悩んだり、誰かに相談したいことが多々でてきます。

ここではFAQとして、よくある疑問を解決していきます。

フィルターが破れた、歪んだ!自力で直せる?

エアコンフィルター用のネットが市販されていますが、きっちり規格を図って修繕…というのはなかなか難しいもの。

プロもあまりオススメしていません。

自信がある場合は挑戦しても良いですが、新しいものを注文した方が、余計なコストをかけずに済みそうです。

フィンが歪んでしまった!

少しの歪みであれば、櫛や定規などを用いて起こしてあげれば大丈夫。

手で直そうとすると皮膚が切れる恐れがあるので注意しましょう。

マンション上階に住んでいるけど、汚水が下階に流れてしまわない?

エアコン内部を掃除した際、湿気が室外機へと移動しドレンホースに繋がります。

しかし下階のベランダなどを汚す心配はありませんので、大丈夫ですよ。

市販の「強アルカリ 」洗浄液を使った!普通に捨ててはいけない?

苛性ソーダなどの強いアルカリは呼吸器系に強い影響を及ぼすため、そのまま捨てることはタブー。

自治体に問い合わせて処分方法を伺うか、処分業者にお願いする、または購入した店舗で引き取ってくれるケースもあります。

室外機も掃除したい!

室外機は一般的に、普段掃除するようには想定されていません。

よく「エアコンの効きが悪いから室外機に水をかけて冷やそう」などと聞きますが、実際は”雨風による濡れ”程度を想定された造りであり、洗浄目的で故意に水をかけると故障の原因になりまねません。

どうしても気になる場合は、業者に相談しましょう。

エアコン内部にはゴキブリが居るって聞いた!掃除が怖い

確かに、お部屋の中に潜んでいる”G”がエアコンの中に潜り込む確率はゼロではありません。

しかし外からやってきて、管を通りエアコンに住み着く…なんてことは到底考えられません。

もし実際に「エアコンからゴキブリが出てきた!」なんて経験がある方は、お部屋の中の環境に注意した方がいいかも。

自分でエアコン掃除するメリットと業者に頼むメリット

自分でエアコンを掃除するメリットは、何と言っても安上がりなこと。

目に見える部分に関してはキレイになりますし、気持ちもスッキリしますよね。

しかし、やはり分解しなければ掃除できない箇所についてはカビが残ったままになりますし、手の届くところを掃除したとしても、完全に汚れを落としきるのは難しいというデメリットも挙げられます。

コストが気になる場合、夏・冬毎回業者に頼むことはなくても、せめて年に1度はプロにお任せすることをお勧めします。

業者にお願いすると、つい先日自分で掃除したはずなのに、どんどん黒い汚水が出てきてビックリ…なんてことも。

1度お願いしてみると、やはりプロのお仕事には感動しますよ。

気になるのはそのお値段はどれくらいのコストが予想されるでしょうか。

自分で出来ないところは業者にお任せ!エアコン掃除の相場は?

自分で出来ないところは業者にお任せ!エアコン掃除の相場は?

自分で掃除する方が外注するよりも安く済むのは事実ですが、業者に頼んでも、予想をはるかに上回るような金額を請求されることはまず無いでしょう。

もちろん、きちんとした業者さんを選びましょうね。

大手、地元業者、なんでも屋さん…業者はいろいろあるけれど?

「ダスキン」さんや「おそうじ本舗」さんなどの大手業者であれば、大体¥13,000〜ほどでお願いすることができます。

地元企業や中小企業さんのサービス料と比べると割高な感じがしますが、やはり大手の業者に頼むという安心感は確実にあります。

お手持ちのエアコンを購入した電器店でも、クリーニングをお願いすることができるでしょう。

例えば「ヤマダ電機」さんや「エディオン」さんなどは、¥11,000〜ほどで注文することができ、2台目以降は¥9,000と割安になります。

安さで言えば、「わくわくさん.com」さんはおすすめ。エアコン1台¥6,800、2台目からは¥5,800でお願いすることができます。

ただし、「お掃除機能付きエアコン」は、上記価格+¥3,000、「徹底洗浄・除菌、消臭コース」は+¥1,000など、別料金になるオプションがあるので、ご自身のエアコン状態を確認して選ぶようにしましょう。

作業時間の差はありますが、エアコン1台1時間、2台1時間半くらいを見てきましょう。

業者を招く時は準備をしておこう

業者に予約をすればそれでokというわけでもありません。軽い下準備は必要です。

例えば、エアコン周辺の家具や家電は避難させておくこと。

また、蛇口からホースを引っ張ってくるラインの確保、業者さんの動きの導線を邪魔しないように家具を移動させておくことも、スムーズな作業に繋がります。

作業風景を見ていると、エアコンの汚れの恥ずかしさもあって

  • 「うわ〜汚いですね!」
  • 「すごい!」

など声が出てしまいそうですが、作業をしている方の邪魔にならないよう、話かけるのは控えましょう。

作業員さんは集中していますし、時間との勝負です。

素早く確実なお仕事のためにも、アレコレと話しかけないのは思いやりです。

おすすめは定期的なセルフクリーニングと業者の併用

エアコン掃除は、できるだけ定期的に行ないましょう。

特に、よく使用する夏・冬は、どんどん汚れていきます。エアコン掃除をするメリットは、

  • エアコンの稼働効率をよくするので電気代の節約になる
  • 汚れたまま使用するとカビ菌を部屋に撒き散らすことになり、健康を害することがある
  • カビや埃っぽい臭いの対策になる

という点が挙げられます。

自分で掃除していれば、「業者に頼まなくてもエアコンはいつもピカピカ」というわけではありません。

しかし、少なくともエアコン内部の汚れの蓄積や劣化を遅らせることにはなります。もちろん、先に述べた3つのメリットも得ることができます。

セルフクリーニングとプロのサービスを上手にわけて、長く使っていきましょう。

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